シルバーの変色、いやですね~。「カレドニアンガーデン
http://caledonian.i-ra.jp/ さまの貴重なご質問があったのをこれいいコトに・・・せっかくなので?、CM兼ねてコンバットくんで試しますね。
これ試作品で、手荒に扱っていたのでけっこうクスンでいます・・・。
コンバットくんが狙ってるのはそう、軍曹・・・あ、ちがいます、「重曹」ですよね!
いろんな使用ができますよね。シルバー磨きでDIYで、とくれば重曹でしょうか。
ふつうのシルバーアクセサリーのユーザーさんの目線に立てば、試しに自分もやってみなければ、ということと、ほかの用途にも使用できるので本日購入してみました。
白い鉢にほどよい重曹と少量のお水とを混ぜ、液体ワックス程度が良い感じでした。
それに、捨てる前提のハンカチあたりかウエスに付けまして、対象物をこすり磨きます。
あら、あっという間につるビカはげまるコンバットに♪
黒くなっている部分はいぶし。いぶしも消えちゃうくらいな研磨力?なので、わざと黒くしてあるお品なら、あんまり磨かないようにしたほうが良さそうです。
(たいてい黒いいぶし部分は普段使っていても当たらないような部分を黒くして風合いを出してあるので、気をつけるにしてもそこそこケアしてあげれば大丈夫だとも思います。
今度は変色してしまったネックレスや、このコンバットのいぶしをも、溶液を作って漬け込んだだけの無研磨で綺麗に色を除去できるかも確認、試したいです♪
結局、シルバー製品は表面が硫化してしまうのです。一般的に、地金を硬くしたいためにスターリングシルバーといって少量の銅が入ってます。
そのため、温泉で銅が反応して真っ黒、なんてことになります。
硫化を解いてあげればいいのですね。
逆に、長い歴史に幕を閉じた「ムトーハップ」なんて商品で黒くして、当たるところだけ磨きこんで良い「味」を出す、なんて加工はありましたね。もう手に入りませんが・・・。
当たるところだけ綺麗にして、シルバー独特の色味を楽しむのが一番良いと思います。
以上はDIY的でした。工房としては当然バフでの磨きに加え、画像の如く↓専用のものを使っています。
シルバーの変色除去の薬品、変色し辛くなる薬品はコチラ。
寄ってくださればかんたんにサービス程度にやってあげますよ~♪
あ、奥に写ってるのはいぶしの薬品です。こちらはさすがに色の調整や磨きがあるのでちょいちょいってサービス的は・・・無理です・・・。
PS,重曹は、天然素材の繊維など思わぬところへ飛んだりすると場合によってはその効果により脱色してしまうようです。アルミの食器など変色するようですよね。(ステンレス、なんて書いてしまった・・・書き換えますごめんなさい!!)重曹の袋も、開封したら手堅くきちんと密閉しておくのがいいようです。
でも歯を磨く人もいるくらい基本人体には安全と。
ですからそういった部分にだけは気をつけてくださいね♪