2012年06月13日
ドラマ♪
まあね、わかるよ。締め付けられてた心をさ、元彼が救ってくれたんだら? でもね、そりゃまじいらぁ~、子供もいるんだらあ?・・・。 富士の茶畑辺りでチャリで送り迎えしてる撮影してんだって? んじゃちょっくら「やめとかなきゃだめじゃん!」ってきっぱり俺が言ってきてやるよ!
注 (昭和の赤いシリーズのころじゃあるまいし、もちの論、そこまではまっちゃいません♪)
あ、すみません、NHKの「はつ恋」に、一定以上にはまっちゃってます、ジュエリー工房ピュアでし♪
来週が楽しみですね~~~!
じゃ、よまなくてダイジョウブ、妄想版「はつ恋!」第二回
昼下がりの富士市、世界的クラフトマンヒガシベフジオは、神経質そうなその顔に刻まれた眉間のしわをさらに深くしつつ、横割の工房でイタリアで培った神の手を惜しむことなく動かしていた。
いつものように幼稚園からのお迎えを終え、子供を実家に預けた裾乃、チャイルドシートを装備した自転車で新東名をくぐりぬけ、JR東海道線も渡ったころには腫れ上がった指の痛みも最高潮に達していたが、ようやく目指す工房に到着したのはいつも見ているはずのミヤネヤも終わった4時過ぎだった。
裾乃は工房のチャイムを押し、鳴り止まないインターフォンの音のなか、いぶかしげに、しかも伏し目がちにそろりと現れたその男の顔は・・・表情は変わりはしたがそう、高校の同級生、初恋の彼、東部富士夫だった・・・。
富士夫「え~っと、ピュアさんからお聞きしてますがぁ、ご主人さんの依頼?とかで?おくさんの今なさってる指輪を切りたいのだと・・・」
裾乃 (すこしの沈黙の後)「あ・・・あなたには切っていただかなくて結構です!」
そう彼に告げるとくるっときびすを返し、走り出したそのとき!!!!!トラックが彼女の目の前に!!!
急ブレーキの音とともに、すんでのところで停止したそのトラックの、もうもうと立ちのぼるタイヤの煙を浴びてその場に立ち竦んでいる裾乃を、一瞬の出来事でなにも出来ず呆然とすっ立っていた富士夫は思わず叫ぶ!「思い出したーーーーーーーー!!」
20年前、彼がイタリアに修行に行く直前だった。裾乃に対し、彼女に断り続けたおかげで101回にも及ぶプロポーズ中、運悪くバスに引かれてしまい裾乃にプロポーズをしたことだけを忘れてしまう、いわゆる「記憶喪失」状態で彼女を残し、機上の人となってしまっていたのであった・・・。
トラックのドライバーの罵声を浴びたが、二人はすこし落ち着いた後、富士夫は彼女の背中に手を添えて工房にゆっくりと引き入れた・・・。裾乃の腫れた指先を、いたわるようにそっと手に取った富士夫
「スーノ(当時の裾乃のニックネーム)、誤解の無いように・・・。自分のキャリアのためだけに、君の、あ、いや・・・・・・、安心してください、早速お客様の指輪を切らせていただきます♪」
彼女の目に写ったのは眉間のしわも無く、あのころのやさしい微笑みをうかべた富士夫がそこには居たのだった・・・
調子こいて妄想の暴走を続けるのかおいらは・・・。グンナイ♪
Posted by ピュア at 02:58│Comments(0)